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 1  研 究 組 織 

(1) 県小教研の部会組織と各部会委員

  ① 研究部会として、次の14教科等部会(研究専門委員会)を置く。
     国語科部会、社会科部会、算数科部会、理科部会、生活科・総合的な学習の時間部会、音楽 
    科部会、図画工作科部会、家庭科部会、体育科部会、道徳科部会、外国語活動・外国語科部
    会、特別活動部会、特別支援教育部会、保健部会
  ② 研究部長は理事会において推薦し、会長が委嘱する。副部長は研究専門委員で互選する。
  ③ 研究専門委員会は、それぞれ研究部長と各ブロックで推薦された研究専門委員で構成する。     

(2) 県研究部長の役割

  ① 研究専門委員会を統括し、研究活動を推進する。
  ② 研究専門委員会を代表し、研究推進ブロックや研究推進校及び指導助言者との連携を深める。
  ③ 部会の運営方法の情報交換を行い、研究活動をより効果的に進める。

(3) 研究専門委員の役割

  ① 県研究部長の指導のもとに、各研究活動の企画・運営に当たる。
  ② ブロック研究部長・研究推進委員と連携を図り、ブロックの研究を推進する。

 2  研 究 専 門 委 員 会 に よ る 研 究 推 進  

(1) 運営
  ① 各ブロックにおける研究活動の交流と推進を図る。
  ② 研究推進研修会、夏季研修会、研究協議会、研究集会の企画と運営に当たる。
  ③ 研究推進校と連携を図りながら2年間の継続研究を支援し、その成果を整理するとともに、研
    究紀要の作成に当たる。

(2) 研究推進のための活動
  ① 研究推進に関連ある今日的な課題について研究・調査を行う。
  ② 各ブロックの各教科等部会が研究を推進する際の指針として、研究計画作成試案(以下「試案   
   と記す)を作成する。なお、国語科部会、社会科部会、算数科部会、理科部会については、学力
   調査部長の指導を受ける。
  ③ 各ブロックの研究推進のための連絡・調整や指導を行う。
  ④ 各ブロックの研究主題や研究内容及び研究の進め方について、連絡・調整や指導に当たる。
  ⑤ 各種研修会においてブロック提案する際には、提案者の提案資料の作成、提案の仕方等で協力
   する。
  ⑥ 研究推進校の研究が県内に広まるよう、研究推進校と研究の進め方や研究のまとめ方等で連携
   を図る。
  ⑦ 研究推進校及び県小教研事務局と連絡を取り、講師及び指導助言者の選考を行う。

(3) 調査
  ① 会員の意識調査を行い、改善点を見いだすなどして研究活動の一層の充実を図る。
  ② 学力調査委員会との連携を図り、学力調査の結果を研究に生かす。

  3 ブ ロ ッ ク の 主 体 的 な 活 動 の 充 実

(1) ブロック研究の進め方

   ① 研究主題や研究内容の具体化
     ・それぞれ研究主題を設定し、研究計画を作成する。
     ・試案を参考に、研究の方向を具体化する。
     ・これまでの研究の歩みや部会構成員の継続研究などを考慮し、焦点化した研究主題を設定する。
     ・ブロックの研究主題に沿った研究成果を持ち寄り、ブロックとしての研究が充実するよう研究の
    内容や方法を具体化する。
     ・県小教研の指定を受けた研究推進ブロックでは、2年間の継続研究の成果と課題を検討し、次に
    生きるようなまとめを作成する。
   ② 研究方法の重点化
     ・授業実践を通しての主題解明と、研究成果の累積を図る。
     ・研究の趣旨やねらい、研究仮説の明確化を図る。
     ・これまで行われてきた実践の成果と課題を明確にし、学年の発達や子供の実態に基づいて、明確
    な目標や指導計画を立てる。
     ・授業研究では、仮説の設定及び観察の視点を明確にし、子供の取組を綿密に記録することから、
        仮説の検証を図る。
     ・事前研究→授業実践→事後研究という研究過程を踏まえ、考察を深める。
     ・事後考察を通し、解明されたこと、残された問題点を明確にする。
     ・部会構成や研究形態、研究方法等を工夫し、会員が相互に学び合う、効果的な研究になるように
    努める。
   ③ 研究協議の充実
     ・主体的な参加を促し、研究主題解明に向かって深まるよう、協議会の形態や方法、進行等を工夫  
    する。
     ・仮説に沿い、資料を精選して提案する。
     ・提案事項の共通理解と協議の焦点化に向かって提案資料を工夫する。
     ・授業者や司会者等との連携を密にし、焦点化した協議の進め方を工夫する。

(2) 研究推進校の実践を通した主題解明
   ① 小学校教育課程研究集会では、「2系統制研究推進ブロック研究」を推進していくために、ブ
       ロックの総力を結集して研究推進に当たる。
   ② 研究推進校の研究主題等は、試案を基にブロックの各教科等部会と研究推進校の課題を考慮して             決める。
   ③ 司会者や研究専門委員、研究推進委員は、研究推進校の課題や運営方法を把握し、研究協議が深               まるようにする。

(3) ブロック部長の役割
   ① 研究専門委員、研究推進委員と連携を図り、ブロック研究の活性化を図る。
   ② 試案を参考にして、研究の内容や方法を工夫する。
   ③ 研究の進め方や必要な部会構成を工夫する。
   ④ 提案資料、提案の仕方等の見届けを行う。
   ⑤ ブロック内の研究推進校と情報を交換しながら、各教科等部会の協力の在り方を工夫する。
   ⑥ 指導助言者へ指導内容を依頼するとともに、研修の事前・事後の連絡に当たる。

(4) 研究推進委員の役割
   ① ブロック研究部長、研究専門委員と連携を図り、部会の研究を推進する。
   ② これまでの研究の成果や試案を基に研究計画を作成し、研究を具体的に推進する。
   ③ ブロック提案では、提案者の資料の作成、提案の仕方等で協力する。
   ④ 研究推進校と情報を交換しながら、協力の仕方を工夫する。

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