子供の姿で語る そして、学ぶ
会長 松倉 美華(富山市立豊田小学校長)
富山県小学校教育研究会は、70年以上もの長きにわたり、「切磋琢磨し、やりがいのある研究活動」を目指し、会員が一丸となって取り組んできています。
一方で、令和の日本型学校教育の構築を目指し、主体的に学ぶ子供の育成が求められており、小教研の基本方針「令和の新たな教育を目指す」と重なっています。子供の姿はいろんなことを教えてくれます。子供が、何に興味・関心をもっているのか、事象とどのように関わろうとしているのかなど、子供の姿として現れる思いや考えの道筋を捉え、支援や指導に生かしていきたいものです。ですから、子供の姿を真摯に受け止め、教師の言葉で語ることが、授業改善と子供の確かな学びに結び付くと考えます。
「子供の姿で語ろう」を合い言葉に、本会の今までの研究成果を大切にしながら、令和の新たな教育を目指して研究を推進していけるよう尽力してまいります。